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衆院補選の警備、島根県警は岸田首相に最大規模の動員…泉代表へ押し寄せた人に「危ないので下がって」

 28日投開票の衆院3補選は21日、選挙期間中唯一の「選挙サンデー」を迎えた。与野党の一騎打ちとなり、岸田首相と立憲民主党の泉代表がそれぞれ応援に入った島根1区(松江市など)では、島根県警による厳重な警備態勢が敷かれた。

多くの警察官が警備に当たった岸田首相の演説会場。聴衆の周囲には柵が設置された(21日、松江市で)=吉野拓也撮影

21日午後、松江市の商業施設駐車場で、岸田首相が選挙カーの上で自民候補への支持を訴えていた。県警は演説を聞きに来た人に対し、金属探知機で不審物を所持していないか確認し、柵で囲われたスペースに誘導。選挙カーと聴衆との間は約20メートルの間隔が空けられた。警察犬や不審人物に職務質問をする専門の班も出動した。

 一方、同じ時間帯に島根県安来市で行われた泉代表の街頭演説でも、多くの警察官が配置された。泉氏は立民候補と一緒に聴衆に近づいて握手を交わし、押し寄せる人たちに警護担当の警察官が「危ないので下がって」と注意する一幕もあった。

 2022年7月の安倍晋三・元首相銃撃事件や昨年4月の岸田首相襲撃事件を受け、全国の警察が警備態勢を強化している。県警は今回、警視庁や大阪府警などからの応援も含め過去最大規模の警察官を動員。いずれの会場でもトラブルはなかったという。

 岸田首相の演説会場で手荷物検査を受けた松江市の会社員男性(49)は「事件が起きたことを考えれば当然の対応だと思う。チェックを受けた人しか周囲にいない方が、演説を安心して聞くことができる」と話した。

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