自民党が全敗した28日の衆院3補欠選挙。東京15区(江東区)は投票率が伸び悩む中、9候補が乱立した混戦を抜け出したのは立憲民主党新人だった。諸派「日本保守党」は初めて臨んだ国政選挙で勝利を飾れず、擁立した麗沢大客員教授の新人・飯山陽さん(48)は事務所で「力が及ばなかった。それだけのことです」と肩を落とした。
飯山さんは「私たちの陣営は一番多くの有権者の方に聞いていただけた。それは間違いなくあると思う」と振り返りつつ、「なぜ負けたのかというと、それはもう私達には組織がなかった、その一言に限られる」と語った。
選挙期間中は百田氏らとともに選挙区各地を遊説。百田氏は結果について「応援してくれた多くの人の思いを背負っていかなくては」と述べた。
一方で、「今後の選挙においても自民票、保守層の受け皿となるか」との質問に、百田氏は取材対応した時間が開票中であることを理由に「それはちょっとまだわかりません。今回の票数がしっかりと出ておりません」と語った。