◆米大リーグ ドジャース5―4ジャイアンツ(3日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、今季9試合目の試合で移籍1号となる今季初本塁打を放った。4打数2安打1打点でチームも接戦を制して4連勝とした。
開幕から41打席目。ようやく出たドジャース1号は、4―3で1点リードの7回2死走者なしの4打席目だった。3番手左腕のTa・ロジャースの93・2マイル(約150・0キロ)のシンカーを捉え、右中間席に1号ソロを運んだ。打球角度24度、打球速度105・6マイル(約169・9キロ)で、飛距離は430フィート(約131メートル)という圧巻の一打。ベンチに戻るとT・ヘルナンデスからヒマワリの種をかけられる手荒い祝福が待っていた。
大谷は試合後の現地放送局のインタビューで「(ロバーツ)監督ともきょう(新通訳の)ウィルさん含めて話して『自分らしくいればそれだけでいい』と言っていただいたので、それで気持ちが楽になりましたし、きょうこうやって結果が出て、継続してやっていきたいと思います」と感謝した。手荒い祝福を受けるなどナインが喜んでいたことについても「ああやってやってもらって、グラウンドの外でもいろいろ皆にサポートしてもらって、選手もそうですし、スタッフのみなさんもそうですし、本当にありがたいなと思います」としみじみ話していた。